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仕事と人

ながた ゆかり(事務局長)

ダイバーシティを肌で感じてみて

近年は、子育て支援の拡充や、出産後の職場復帰促進などのいわゆるダイバーシティの推進、各施策などにより、私たち働く女性の職場環境は少しずつ改善されていると思います。

しかし、実際はどうでしょうか。私を含め、いわゆる働くママ達は、もっとローカルなところで、仕事と家庭の両立に四苦八苦しているのが現実ではないでしょうか。

私は、10年ほど前まで大手鉄鋼メーカーやシンクタンクの研究員として働いていました。出産を控え、当時は、軽い気持ちで「休憩」を選択しました。思い切って仕事は一度きっぱりやめて、しばらくは子育てに専念しようと思ったからです。
二人の娘の出産を経て数年が過ぎた頃、また働きたいという思いが芽生えてきたものの、「休憩」からの脱出は自分が思っていた以上の試練でした。
とてもとても元の仕事はできない状況ですし、家族の反対もあり、諦める方が簡単でした。

それでも、ここで思い切らないとずっと働けないかもしれないという不安が先立ち、さくら北総での短時間勤務をスタートしました。それから少しずつ、子どもの成長とともに勤務時間を増やしてきました。

ながた ゆかり(事務局長)

お金か、ステータスか、やりがいか

私は、仕事は「やりがい」があってこそだと思っています。では、やりがいってなんでしょうか。ずばり、自分の成長を感じられることだと思います。

「法律」とは無縁の仕事をしてきた私にとって、今の仕事は毎日が勉強です。
わからないことは調べ、調べてわからなければ上司や同僚に教えてもらい、またそれを後輩たちにフィードバックし、自分の知識として肉付けしていく。日々、この繰り返しで、あっという間に時間が過ぎていきます。この事務所で働いて約5年が経ちますが、節目節目で振り返って自分の成長を感じています。

ながた ゆかり(事務局長)

やりきるということ

一方で、やりがいと同時にきちんとやりきれることも重要だと思います。
家に帰ったら帰ったで、もう一つの現実、炊事、掃除、洗濯、娘たちの相手…山ほどの仕事があります。これをこなさなければいけない立場としては、仕事で力尽きてしまうわけにもいきません。
日々、前向きな気持ちで過ごすためには、毎日の仕事を限られた時間の中できっちり終え、家庭に持ち込まないのが重要です。

やりがいのある仕事をきちんとやりきる、バランスのいいところで仕事ができるのがベストではないでしょうか。
幸いにも今の職場は私にとってそういう場所になっています。こんな働き方を支えてくれる上司や同僚に心から感謝しています。



※上記記事は、2023年8月に、過去の記事を再編集(加筆・修正等)したものです。

ながた ゆかり(事務局長)

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